平成17(2005)年8月26日(金)
愛媛県教委 扶桑社版歴史教科書を採択!!

 愛媛県教育委員会は本日、定例教育委員会を開き、県立の中高一貫校3校(生徒数約480人)と、ろう・養護学校などで来春から使用する歴史教科書に、全会一致で扶桑社の『改訂版 新しい歴史教科書』を採択したと各紙が報じました。

  同教委は8月12日に開かれた臨時教育委員会でも、扶桑社版教科書を評価する意見が多く出されており、県教委に提出されていた「教科用図書選定審議会」が作成した選定資料でも、歴史教科書8社のうち扶桑社を最も高く評価する内容になっていたとのことです。

 愛媛県では平成13年にろう・養護学校で、平成14年には中高一貫校で、扶桑社版歴史教科書を採択、それぞれの学校現場で使用されており、今採択はその実績が評価されたものと思われます。

 同県教委の扶桑社版教科書採択は、公立校では栃木県大田原市教委、東京都教委、東京都杉並区教委に続く4番目の採択となります。この度の英断により、反対派の愛媛県に対する妨害運動が激化すると予想されます。同県教委に対する賛同・激励を送り、愛媛県教委を後押ししてください。


                            《激励先》

◎愛媛県教育委員会  〒790-8570 愛媛県松山市1番町4丁目4-2
井関 和彦 委員長宛  
メール kyouikusoumu@pref.ehime.jp

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愛媛県教育委員 採択の理由(平成17年8月27日 産経新聞 愛媛版より)

井関和彦教育委員長
 「自分の国を愛すること、歴史を尊重するという風潮が昨今は欠けている。今さえ、自分さえよければ、という考えには、歴史を否定的に教えすぎたことが影響しているが、扶桑社版は歴史を肯定的に書いている」

砂田正輝委員
 「扶桑社版は基礎的知識の定着、歴史の流れの理解を深める構成になっており、学習効果が期待される。歴史上の人物、文化の取り扱いは質量ともに他社より優れている。」

山口千穂委員
 「過去の出来事を今の立場でいい、悪いと言うのはいけない。いろんな方向から考え、話し合って理解を深めてほしい。歴史に愛着を持てれば、自分の国が好き、誇りに思うという精神につながっていく」

星川一治委員
 「偉大な人物を取り上げ、人となりや成し遂げた仕事について細かに分析するなど、歴史に対する愛情を深められる。自国の歴史を説明できる人が国際的に信頼されるが、そういう人物を育てるに最も適した教科書だ」

和田和子委員
 「学習指導要領の四つの目標に一番沿っている。人物のコラムなど具体例を挙げて詳しく書かれており、歴史上の人物を身近に感じられる。神話など物語的なことも述べられており、興味関心を高めるためにもいい」

野本俊二教育長
 「東京書籍や大阪書籍は暗記、受験用にはいいかもしれないが、日本の歴史を学ぶには不十分。扶桑社版は歴史事象の背景や事象ごとのつながりがよく説明されており、興味関心を持たせることに優れている」

 
愛媛県教育委員会の教科書採択についてのコメント
 本日、愛媛県教育委員会は、県立中高一貫校および養護学校などに向けて「新しい歴史教科書をつくる会」が関与した扶桑社の『新しい歴史教科書』を採択されました。

  私達は、平成十三年以来、原則的で最も正しい採択手続を堅守され、三年余の現場における使用実績も考慮された上で、引き続き『新しい歴史教科書』を採択されたことに、深い敬意と心からなる感謝を表明いたします。

  県下の市・町教育委員会に於いては、今までの所私達の関与した教科書は採択されておりません。しかし、前回は全く無風であったのに対し、今治、新居浜各市教委においては、扶桑社を推薦される教育委員さんの声が報道され、私達の運動にご理解が深まっていることが分かり、勇気づけられております。これから、議事録の公開が進むに連れ、恐らく更にご理解の広まりが判明するものと期待されます。まだ残されている市・町教育委員会に於いて、一カ所でも多く採択されることを期待いたします。

 一方、歴史教科書が社会問題化したために、採択結果について教育委員会のコメントが多く出ております。共通した問題点は、原則的な採択手続に則ったコメントが全く無いことです。教科書採択の決定権が、各地の教育委員会に有ることは言うまでもありませんが、原則的な採択手続は、県教委の指導・助言・援助により行うこと、教科書調査・採択の基準は学習指導要領であることが定められ、より細かくは、文科省の指導が行われております。ことに、十五年前から指導されている、「教職員の投票によって採択教科書が決定される等採択権者の責任が不明確になることのないよう」との、指示は蔑ろにされているようなコメントが見受けられます。

 これは、教科書採択制度が原則から外れて運用されている可能性を示しており、その面からも立て直しを図る必要があると考えられます。

 私達は、県教委が示された高い見識と、県下市町村教委におけるご理解の深まりを糧にして、本会発足の当初の目的に立ち返り、この教科書を手にする一人ひとりが日本の歴史に連なる自分を感じられる教科書として、一人でも多くの子供たちに届けられるよう、活動を進めて参りたいと存じます。

平成十七年八月二十六日
                             新しい歴史教科書をつくる会愛媛県支部
                                        支部長 長曽我部延昭報道機関 各位 

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