平成18(2006)年1月20日(金)
西尾名誉会長がご退任されることになりました
会創設からの長年に亘るご指導に心より謝意を表します
  既に新聞報道等によりご承知のことと存じますが、西尾幹二名誉会長は1月17日(火)、会長、副会長宛に名誉会長退任を申し出られ、自身のHP上でその旨を発表されました。西尾名誉会長の固い意を受けた八木会長は、正式に退任をお受けするほかないと判断し、西尾名誉会長への感謝と今後の決意を表した声明を出しましたので、西尾名誉会長の退任のご挨拶とともに発表いたします。

  なお、両文章は『史』1月号(第54号)に掲載、月末にも会員の皆様宛に送付されます。私たちは、西尾名誉会長が築かれた「つくる会」をしかと継承し、会の今後の飛躍と教科書改善の目的達成に向けて全力を尽すことを誓うとともに、西尾名誉会長に心から感謝の意を表したいと思います。
                                                          (原文は縦書)
前略
  私は『新しい歴史教科書をつくる会』の創設に携わり、平成十三年十月まで同会の会長、さらにその後も名誉会長の名で今日まで九年余り会の維持と発展のために微力を尽くして参りました。昨年私は古希を迎え、同会の新しい指導体制も確立した潮時でもあるので、このたび名誉会長の称号を返上して、名実ともに完全に同会から離れ、書斎にもどることといたし度、同会幹部の合意をいただきました。
  もとより私の思想活動に変更はなく、著作面でもやらねばならぬことが山積している事情を顧みての措置です。今後も関係各位におかれましてはひきつづき会へのご理解とご支援を賜るよう、切にお願い申し上げます。
平成十八年一月吉日
                                                 西尾幹二
 
                                                          (原文は縦書)
西尾幹二名誉会長のご退任に際して
  去る一月十七日早朝、西尾名誉会長より会長・副会長に宛てて、名誉会長の職を退き、当会の活動から離れて書斎に戻りたい旨のご意向が示されました。
  突然のことでしたがご退任の意志は堅く、これ以上先生に、精神的及び時間的ご負担を強いることはできないと考え、やむなくお受けする他ないと判断いたしました。
  祖国日本を決然として守る、その精神の根幹にはしっかりした歴史教育がなければならない。このことを西尾先生は誰よりも明確に、誰よりも情熱を込めて訴えてこられ、当会の人々は先生の言論に励まされ且つ行動を共にしてきました。
  私も長年西尾先生の薫陶を忝くし、その驥尾に付して当会の活動に参画してまいりましたが、今後は決意新たに、先生の熱い御志を受け継ぎ、当会のさらなる発展に尽くす所存です。
  ここに当会創設以来の西尾先生のご指導に心からの感謝の誠を捧げ、今後は自由なお立場からのご助言、お力添えをお願い申し上げますとともに、先生のさらなるご活躍を祈念申し上げる次第であります。
平成十八年一月十八日
               
                          新しい歴史教科書をつくる会会長 八木秀次
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