平成18(2006)年7月04日(火)
第9回定期総会
組織の再建と運動の前進誓う!
−小林正会長を先頭に一致団結−
総会来賓挨拶−渡部昇一氏、和田昭氏、加藤十八氏 「つどい」では−岡崎久彦氏、櫻井よしこ氏、小田村四郎氏
  7月2日、第9回定期総会が東京・銀座東武ホテルで開催され、全国から出席した役員・正会員160名が出席しました。総会は小林正会長はじめ全理事、監事、顧問、事務局長の選任について承認するとともに、小林会長が提案した平成18年度の「事業計画」を熱心な討議を経て決定しました。

  総会では来賓として、教科書問題の先駆者・渡部昇一氏、「新しい歴史教科書」を採択した杉並区の区民を代表して和田昭氏、アメリカの教育を立て直した「ゼロ・トレランス」教育の紹介者・加藤十八氏からそれぞれ連帯の挨拶をいただきました。

  総会の最後には「国民へのアピール」が提案され満場一致で採択されました。

  総会後の「懇親のつどい」には、正会員はじめ賛同者、来賓等150名が出席、来賓を代表して岡崎久彦氏、櫻井よしこ氏から挨拶があり、元拓殖大学総長の小田村四郎氏の発声で乾杯、小林会長を先頭に、「真の敵」を見誤ることなく、困難を乗り越えて教科書改善運動を前進させて行くことを誓い合いました。

  また、「懇親のつどい」のなかでは、扶桑社の教科書を採択して使用している甲子園学院中学校・高等学校の西川淳先生、清風中学校の鎌田隆先生からご挨拶がありました。
 
 
熱心な議論を経て5議案を決定
  総会は鈴木事務局長の司会で13時開会。小林会長挨拶、来賓挨拶に続いて議長に福地副会長を選出し、議事に入りました。
 
  総会は鈴木事務局長の司会で13時開会。小林会長挨拶、来賓挨拶に続いて議長に福地副会長を選出し、議事に入りました。

  議事については、下記5議案が提案され、質疑応答と熱心な議論の後、それぞれ拍手により採択され、16時35分に閉会ました。但し、前年度事業報告のうち「6理事辞任に至る経過報告」の資料の取り扱いについては慎重にしてほしいと会員から問題提起があり、理事会で協議の結果、問題提起の趣旨を尊重して回収する措置をとりました。
 
第1号議案 役員承認の件 提案者:高池副会長
第2号議案 前年度事業報告及び決算報告の件  
  ・前年度事業報告 提案者:藤岡副会長
  ・6理事辞任に至る経過報告 提案者:高池副会長
  ・前年度決算報告並びに監査報告 提案者:鈴木事務局長、平野監事
第3号議案 今年度事業計画及び予算の件  
  ・今年度事業計画(案) 提案者:小林会長
  ・今年度予算(案) 提案者:鈴木事務局長
第4号議案 会則一部改正の件 提案者:高池副会長
第5号議案 「国民へのアピール」 提案者:河村ユリ子評議員
 
熱心な議論を経て5議案を決定
  総会に先立って同日11時から開催された第5回評議会には9名の評議員が出席。議長に浅野總一郎氏(大阪支部副支部長)、副議長に伊藤玲子氏(日本女性塾幹事長)を選出して、今後、より活発に理事会に提言を行うなどの活動を展開して行くことを確認しました。
国民へのアピール
  国民の皆さん

  いま、日本の子どもたちの心に急速に「闇」が広がっています。日々伝えられる凶悪事件の加害者が子どもであったというケースが増加の一途をたどっています。家庭の崩壊が進む一方で、社会に漂う無力感が「壊れる子どもたち」を大量に生み出しています。この無力感の根は、戦後の占領によって国の制度を大幅に変更させられ、国民の努力によって経済大国に成長したものの、いまだにどこか自信を持てない精神の弱さにあります。遠因は敗戦にまでさかのぼるのです。

  平成九年に設立された「新しい歴史教科書をつくる会」は、その趣意書で、「戦後の歴史教育は日本人が受け継ぐべき文化と伝統を忘れ、日本人の誇りを失わせるものでした。特に近現代史において、日本人は子々孫々まで謝罪し続けることを運命づけられた罪人の如くに扱われています」と述べました。この自虐的歴史観こそが、国に対する誇りを失わせ、自信喪失の底流を社会全般に広げ、子ども達の「心の闇」の原因となっているのです。
 
  「つくる会」が推進する『新しい歴史教科書』の姿を、趣意書は次のように描き出しました。
 
  【私たちのつくる教科書は、世界的視野の中で、日本国と日本人の自画像を、品格とバランスをもって活写します。私たちの祖先の活躍に心躍らせ、失敗の歴史にも目を向け、その苦楽を追体験できる日本人の物語です。教室で使われるだけでなく、親子で学んで歴史を語りあえる教科書です。子どもたちが、日本人としての自信と責任を持ち、世界の平和と繁栄に献身できるようになる教科書です。】
 
  平成十七年度の採択の結果、およそ五千人の中学生がこの『新しい歴史教科書』を手にして授業を受けています。さきごろ、千葉県の私立中学校で、この教科書を用いた「神話」の授業が行われました。我が国の成り立ちは神話のベールに包まれていますが、ここから百二十五代の天皇に至る我が国の歴史の特色を、きちんとした構想で展開する感動的な授業でした。

 全国の中学生がこの教科書で学び、我が国の歴史に対する愛情を持ち、認識を深め、それが芽を出し、葉を広げ、繁らせたとき、日本は変わります。

  国民の皆様のご支援を心からお願い申し上げます。

  平成18年7月2日

新しい歴史教科書をつくる会第9回定期総会

*会員の皆様には『史』7月号にて総会のご報告をいたします。
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