第211号 平成19年 11月26日(月)

緊急のお願い 文科省へ抗議の電話を!
「集団自決」検定問題の意見聴取で偏った人選
「軍の強制」説を唱える二人からのみ意見文書の提出を要請

  11月22日、自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」沖縄問題小委員会(萩生田光一委員長)の第3回会合が開かれました。第1回は藤岡会長が話をし、第2回は沖縄の恵忠久氏が証言し、そして第3回は全日本学生文化会議のグループが沖縄で行った世論調査の報告をしました。
 22日の会合に教科書課長など文科省の役人が同席しました。萩生田委員長が、「訂正申請に基づき、教科書を再度書き換えるならば、必ずその根拠を明らかにしてもらう」と文科省側に問いつめたところ、教科書課長の表情がこわばりました。「軍の命令・強制」記述の根拠がないことを、課長はよく知っているからです。また、萩生田氏が「検定審議会による専門家の意見聴取は、中立的に人選をしているか」と問うたところ、課長は、「はい。中立でやっています」と返答しました。
 しかし、教科書課長はあきらかに事実と異なることを言っています。なぜなら、沖縄タイムスと琉球新報(20日付け)は、文科省が今月末までに、林博史・関東学院大学教授と沖縄在住の琉球史の専門家の二人に、訂正申請についての意見を文書で出してもらうことにした、と報道しているからです。こんな人選は「中立」どころではありません。林氏は「軍の強制」説の中心人物です。これは、さしずめ、犯人に裁判の判決を書かせるようなものです。
 こういう、論外ともいうべき偏った人選について、早急に文科省に抗議の電話をして下さるようお願いします。
  教科書課の次の二人が中心ですから、文科省(03−5253−4111)から「教科書課」につないでもらい、この二人のうちのどちらかに、抗議するとともに皆さんの意見を言って下さい。
 ・教科書課長  伯井(はくい)美徳氏
 ・教科書企画官 串田俊巳氏
 
 左翼は熱心に電話をかけ、集会・デモをやり、マスコミに働きかけ、政治家を動かし、官僚に圧力をかけます。こちら側がおとなしくしていれば、当然敗北します。「もうダメだ」というあきらめムードに入っている人や、こういう運動をするのは左翼の裏返しの「右翼原理主義」だなどと、自ら行動しない「理論付け」をしている教科書団体もありますが、そんな俗論に惑わされず、ぜひ、行動して下さい。今一歩で、逆転させる可能性があります。
 今の焦点は、検定審議会が意見聴取する専門家の人選です。秦郁彦先生、中村粲先生、曾野綾子さんを聴取対象者に入れさせることができれば、再訂正を阻止できます。なぜなら、結論が両論併記になり、検定前の記述に戻す理由が消失するからです。もともと、福田内閣と渡海文相の指示で動いている文科省の官僚は、訂正申請を認めるという検定制度否定の方針に一片の理もないことを知り抜いていながら、付き従っているのです。よろしくお願いします。     以上

*注)人名の肩書きに誤りがあったため既配信のFAX通信から訂正してあります。

つくる会FAX通信を印刷される方はこちらのURLをクリックして下さい。
http://www.tsukurukai.com/fax-news/fax-news211.pdf