決 議
我々は、虚構の「軍命令・強制」説に基づく教科書記述の復活を阻止するために、10月15日の参議院議員会館での緊急集会・記者会見、11月13日の東京・新宿区民ホールでの国民決起集会、12月4日の衆議院議員会館での緊急集会・記者会見を相次いで開いてきた。
文部科学省は12月初旬、教科書会社の訂正申請に対して、検定意見を撤回せず、「集団自決」が直接的な軍の命令や強制に基づいて行われたとする断定的な記述は認めない旨の「指針」を示した。これは、その限りで評価すべきであり、我々の行動が他の有志国民のそれと相まって一定の成果をあげたことを示すものである。
しかし「指針」が他方で、住民が「集団自決」に追い込まれていった「複合的な背景、要因」の詳しい記述を求めるなど、再度の訂正申請を促しているのは何としたことか。これでは検定意見の実質的な撤回と見られても仕方がない。訂正申請は、その内容が申請前の当初検定時の記述よりも明らかに「軍の強制」説の色合いが濃くなっていたのであるから、直ちに却下すべきであった。
再訂正申請に対して承認するのか却下するのか。この異例の再検定により文科省は重大な岐路に立つことになった。
軍の強制を根拠づける記述の承認は、教科書検定制度を崩壊に導き、反軍・反日イデオロギーを公認する道である。それになにより、自決で散華された方々、遺族、当時の軍関係者、沖縄県民、そして日本国民及び日本国の名誉を傷つけるものである。これは断じて許しがたい。
顧みれば、虚構の参加者数で超過大に報道された九月の沖縄県民集会に対し、福田首相は「参加者の思いを重く受け止め、文科省でしっかりと検討する」と述べた。首相のこの言辞が文科省の対応の背後にあることを決して見逃すことはできない。
最終決着は間もなく下される。重ねて言う、再訂正申請には却下あるのみ。我々は、文科省ひいては福田政権が過ちなき対応をするよう警告の念をこめて強く要請する。
以上、決議する。
平成19年12月20日
沖縄戦「集団自決」異例の再検定―文科省の責任を重ねて問う緊急集会
教科書検定への政治介入に反対する会
代表 小田村四郎(前拓殖大学総長)
大原 康男(國学院大学教授)高池 勝彦(弁護士)田久保 忠衛(外交評論家)
中西 輝政(京都大学教授) 中村 粲(獨協大学名誉教授)福地 惇(大正大学教授)
藤岡 信勝(拓殖大学教授) 宮城 賢秀(作家)屋山 太郎(政治評論家)
渡部 昇一(上智大学名誉教授)
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「政治介入に反対する会」代表団 文部科学省・布村審議官に申し入れ!
「教科書検定への不当介入に反対する会」の代表団は、上記集会終了後午後3時に文部科学省を訪れ、布村幸彦審議官と面会、「決議文」を手渡すとともに、再度の「訂正申請」を受理した文部科学省の対応の問題性を指摘、「直ちに却下」するよう強く求めました。
これに対し布村審議官は、「検定意見の撤回はない。再訂正申請の内容について検定審議会で審議中であり、今の段階ではその内容は言えない。検定審の結論を受けて文科省としての考え方を明らかにしたい。年内には結論を出したい」との答弁に終始しました。
申し入れに参加した代表団は次のとおりです。
藤岡信勝「つくる会」会長 中村粲独協大学名誉教授 古賀俊昭都議会議員
稲貴夫神政連事務局長 藤本隆之実行委員 鈴木尚之「つくる会」事務局長
つくる会東京・三多摩両支部が「文科省を叱咤激励する集会」第2弾を開催
文部科学省前で「集団自決」検定の政治介入反対を訴える
衆議院議員会館での集会に先立ち、新しい歴史教科書をつくる会東京支部と東京三多摩支部が主催して、同日午前11時から、東京丸の内の文部科学省ビル前にて、第2回目となる「文科省を叱咤激励する集会」が開催されました。
集会には約50名が参加。つくる会三多摩支部の渡辺眞支部長(つくる会理事)や島ア隆東京支部長などがマイクで文科省の沖縄戦「集団自決」検定の決着へ適切な対応を求めました。また集会の途中には、藤岡信勝会長も駆けつけてマイクを握り、本問題の経過と重要性について訴えました。
以上
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