平成16(2004)年7月9日(金)
大学入試センターを東京地裁に提訴
世界史、日本史を受験した大学1年生7人が原告

 去る1月の大学入試センター試験の世界史と日本史Bの出題に不適切な設問があり、それによって、当惑、動揺、精神的ショックなど精神的損害を受けたとして、大学1年生たち7人が7月7日、同センターに対して一人につき30万円ずつ計210万円の賠償金を求める訴えを東京地裁に起こしました。

 この訴えは、(1)世界史の設問に、「強制連行」を確定的な史実とみなし正答として選択させる設問が出されたこと、それに加えて、(2)日本史Bの設問に、第一次世界大戦後のわが国で、「マルクス主義による社会分析の成果」の著作として『日本資本主義発達史講座』を正答として選択させるという露骨な偏向問題が出されたことを取り上げています。

 提訴当日は、大学1年生3人が弁護団とともに記者会見に臨みました。弁護団によると、大学入試センターの出題をめぐる訴訟は初めてということです。

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