ドキュメント2001
平成13年採択結果
採教科書採択の仕組み
学習指導要領 抜粋
近隣諸国と修正要求

第1 目 標
広い視野に立って,社会に対する関心を高め,諸資料に基づいて多面的・多角的に考察し,我が国の国土と歴史に対する理解と愛情を深め,公民としての基礎的教養を培い,国際社会に生きる民主的,平和的な国家・社会の形成者として必要な公民的資質の基礎を養う。

参考: 文科省 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/

学習指導要領〔歴史的分野〕文部科学省 平成10年12月告示

[歴史的分野] 目 標
(1)歴史的事象に対する関心を高め,我が国の歴史の大きな流れと各時代の特色を世界の歴史を背景に理解させ,それを通して我が国の文化と伝統の特色を広い視野に立って考えさせるとともに,我が国の歴史に対する愛情を深め,国民としての自覚を育てる。

(2)国家・社会及び文化の発展や人々の生活の向上に尽くした歴史上の人物と現在に伝わる文化遺産を,その時代や地域との関連において理解させ,尊重する態度を育てる。

(3)歴史に見られる国際関係や文化交流のあらましを理解させ,我が国と諸外国の歴史や文化が相互に深くかかわっていることを考えさせるとともに,他民族の文化,生活などに関心をもたせ,国際協調の精神を養う。

(4)身近な地域の歴史や具体的な事象の学習を通して歴史に対する興味や関心を高め,様々な資料を活用して歴史的事象を多面的・多角的に考察し公正に判断するとともに適切に表現する能力と態度を育てる。
内 容
(1) 歴史の流れと地域の歴史
ア 我が国の歴史について,関心ある主題を設定しまとめる作業的な活動を通して,時代の移り変わりに気付かせるとともに,歴史を学ぶ意欲を高める。
ア/アについては,小学校における学習を踏まえ,中学校の歴史学習の導入として実施することを原則とすること。取り上げる主題は幾つかの時代にまたがるものとし,各時代ごとの細かな事象への深入りを避けるようにすること。
イ 身近な地域の歴史を調べる活動を通して,地域への関心を高め,地域の具体的な事柄とのかかわりの中で我が国の歴史を理解させるとともに,歴史の学び方を身に付けさせる。
イ/イについては,内容の(2)以下とかかわらせて計画的に実施し,地域の特性に応じた時代を取り上げるようにするとともに,人々の生活や生活に根ざした文化に着目した取扱いを工夫すること。その際,博物館,郷土資料館などの活用も考慮すること。

ウ/ア及びイについては,適切かつ十分な授業時数を配当すること。
(2) 古代までの日本
ア 人類が出現し,やがて世界の古代文明が生まれたこと,また,日本列島で狩猟・採集を行っていた人々の生活が農耕の広まりとともに変化していったことを理解させる。
ア/アの「世界の古代文明」については,中国の古代文明を例として取り上げ,生活技術の発達,文字の使用などに気付かせるようにすること。また,稲作が大陸から日本列島に伝わったことについて気付かせるようにすること。
イ 国家が形成されていく過程のあらましを,東アジアとのかかわり,古墳の広まり,大和朝廷による統一を通して理解させる。その際,当時の人々の信仰,大陸から移住してきた人々の我が国の社会に果たした役割に気付かせる。
イ/イの「国家が形成されていく過程のあらまし」については,氏姓制度などの細かな事象に深入りしないようにすること。また,「東アジアとのかかわり」については,我が国との交流を扱い,東アジアにおける王朝の変遷などの
詳細は取り扱わないこと。
ウ 大陸の文物や制度を積極的に取り入れながら国家の仕組みが整えられ,その後,天皇・貴族の政治が展開されたことを,聖徳太子の政治と大化の改新,律令国家の確立,摂関政治を通して理解させる。
ウ/ウについては,律令国家の形成以後,それを変質させながら奈良の都や平安京において天皇・貴族の政治が行われたことをとらえさせる観点から取り扱うようにすること。その際,律令制の変質や律令政治の実態などに深入りしないようにすること。
エ 国際的な要素をもった文化が栄え,後に文化の国風化が進んだことを理解させる。
エ/エについては,代表的な事例を取り上げて,仏教の影響,文化を担った人々などに着目して取り扱い,網羅的な取扱いにならないようにすること。

オ/考古学などの成果を活用するとともに,神話・伝承などの学習を通して,当時の人々の信仰やものの見方などに気付かせるよう留意すること。
(3) 中世の日本
ア 武士が台頭し武家政権が成立したこととその後の武家社会の展開を鎌倉幕府の成立,南北朝の争乱と室町幕府,応仁の乱後の社会的な変動を通して理解させるとともに,元寇,日明貿易,琉球の国際的な役割など,その間の東アジア世界とのかかわりに気付かせる。
ア/アについては,武家政治の特色をとらえさせるようにし,「武家社会の展開」については,土地制度などの細かな史実や政治機構の詳細などに深入りしないようにすること。
イ 農業などの諸産業が発達し,畿内を中心とした都市や農村に自治的な仕組みが生まれたことを理解させるとともに,武士や民衆の活力を背景にして生み出された新たな文化の特色について考えさせる。
イ/イの「農村」については,徳政令,一揆について網羅的な取扱いにならないようにするとともに,それらの内容に深入りしないようにすること。
文化については,代表的な事例を取り上げてその特色を考えさせるようにし,網羅的な取扱いにならないようにすること。

(4) 近世の日本
ア 戦国の動乱とその時期のヨーロッパ人の来航について理解させるとともに,その文化の伝来が我が国の社会に及ぼした影響について考えさせる。
ア/アの「ヨーロッパ人の来航」の背景については,新航路の開拓を中心に取り扱い,宗教改革については深入りしないようにすること。
イ 織田・豊臣による統一事業とその当時の対外関係のあらましを通して政治や社会の大きな変化を理解させるとともに,武将や豪商などの生活文化の展開に気付かせる。
イ/イについては,それまでの時代との違いを理解させることを中心にし,細かな史実に深入りしないようにすること。
ウ 江戸幕府の成立と大名統制,鎖国政策,身分制度の確立及び農村の様子を通して,江戸幕府の政治の特色について考えさせる。その際,鎖国下の対外関係に気付かせる。
ウ/ウの「鎖国下の対外関係」については,オランダ,中国との交易のほか,朝鮮との交流や琉球の役割についても扱うようにすること。また,北方との交易をしていたアイヌについても着目させるようにすること。
エ 産業,交通などが発達し,町人文化が都市を中心に形成されたことを理解させるとともに,地方の生活文化について着目させ,現在との結び付きについて考えさせる。
エ/エの「産業,交通などが発達」したことについては,身近な地域の特色を生かして学習することを中心にし,網羅的な取扱いにならないようにすること。また,「町人文化」については,代表的な事例を取り上げて特色を考えさせるようにし,網羅的な取扱いにならないようにすること。「地方の生活文化」については,身近な地域の事例を取り上げるよう配慮すること。
オ 社会の変動や欧米諸国の接近に対応した幕府の政治改革と政治の行き詰まりを理解させるとともに,新しい学問・思想の動きについて気付かせる。
オ/オの「社会の変動」については,商業の発達,百姓一揆などを農村の変化との関連で取り扱うが,高度な内容や細かな史実に深入りしないようにすること。「欧米諸国の接近」については,国内の対応を扱うにとどめること。「幕府の政治改革と政治の行き詰まり」については,代表的な事例を通して指導するようにすること。
(5) 近現代の日本と世界
ア 市民革命や産業革命を経た欧米諸国のアジアへの進出を背景に,開国とその影響について理解させる。
ア/アの「市民革命」や「産業革命」については,代表的な一,二の国の例を取り上げて扱うようにすること。「欧米諸国のアジアへの進出」については,近代社会の成立の下,新たな市場や原料,植民地を求めてアジアにも進出したものであることを欧米諸国の事例を選んで取り上げるようにすること。ただし,これらは我が国の歴史を理解するための背景として取り扱うにとどめ,各事象の詳細にわたらないようにすること。
イ 明治維新の経緯のあらましを理解させ,新政府の諸改革により近代国家の基礎が整えられたことに気付かせるとともに,人々の生活の大きな変化について考えさせる。
イ/イの「明治維新」については,複雑な国際情勢の中で独立を保ち,近代国家を形成していった政府や人々の努力に気付かせるようにすること。「新政府の諸改革」については,廃藩置県,学制・兵制・税制の改革,身分制度の廃止,領土の画定を扱うこと。
ウ 急速に近代化を進めた我が国の国際的地位の向上と大陸との関係のあらましを,自由民権運動と大日本帝国憲法の制定,日清・日露戦争,条約改正を通して理解させる。
ウ/ウの「大日本帝国憲法の制定」については,これにより当時アジアで唯一の立憲制の国家が成立し議会政治が始まったことの意義について気付かせるようにすること。また,「条約改正」については,欧米諸国との対等の外交関係を樹立するための人々の努力に気付かせるようにすること。

エ 政府の富国強兵・殖産興業政策の下で進展した我が国の近代産業が産業革命を経て発展したことと,その中での国民生活の変化について理解させる。また,この時期に近代文化が形成され,都市を中心に文化の大衆化が進んだことに気付かせる。
エ/エの「産業革命」については,都市や農山漁村の生活に大きな変化が生じたことに気付かせるようにすること。また,「近代文化」については,学問,教育,科学技術,芸術などの発展を扱い,その進歩が著しかったことや伝統的な文化の上に欧米文化を受容して形成されたものであることを,代表的な事例を取り上げて気付かせるようにし,網羅的な取扱いにならないようにすること。
オ 第一次世界大戦前後の国際情勢のあらましを理解させるとともに,民族運動の高まり,国際平和への努力,この時期の我が国の国民の政治的自覚の高まりに気付かせる。
オ/オの「第一次世界大戦前後の国際情勢のあらまし」については,大戦の背景,日本の参戦,ロシア革命,戦後の国際協調の動きを通して,世界の動きと我が国との関連を重点的にとらえさせるようにすること。また,「我が国の国民の政治的自覚の高まり」については,大正デモクラシーの時期の政党政治の発達,民主主義思想の普及,社会運動の展開を扱うが,詳細な経緯は取り扱わないこと。
カ 昭和初期から第二次世界大戦の終結までの我が国の政治・外交の動き,中国などアジア諸国との関係,欧米諸国の動きに着目させて,経済の混乱と社会問題の発生,軍部の台頭から戦争までの経過を理解させるとともに,戦時下の国民の生活に着目させる。また,大戦が人類全体に惨禍を及ぼしたことを理解させる。
カ/カについては,世界の動きと我が国との関連を重点的にとらえさせるとともに,国際協調と国際平和の実現に努めることが大切であることに気付かせるようにすること。
キ 第二次世界大戦後,国際社会に復帰するまでの我が国の民主化と再建の過程や国際社会への参加について,世界の動きと関連させて理解させる。
キ/キについては,国民が苦難を乗り越えて新しい日本の建設に努力したことに気付かせるようにすること。
ク 高度経済成長以降の我が国の動きを世界の動きと関連させてとらえさせ,経済や科学技術の急速な発展とそれに伴う国民の生活の向上や国際社会において我が国の役割が大きくなってきたことについて気付かせる。
ク/クについては,節目となる歴史的事象を取り上げて扱うようにすること。

〔公民的分野〕 目 標
(1) 個人の尊厳と人権の尊重の意義,特に自由・権利と責任・義務の関係を広い視野から正しく認識させ,民主主義に関する理解を深めるとともに,国民主権を担う公民として必要な基礎的教養を培う。

(2) 民主政治の意義,国民の生活の向上と経済活動とのかかわり及び現代の社会生活などについて,個人と社会とのかかわりを中心に理解を深めるとともに,社会の諸問題に着目させ,自ら考えようとする態度を育てる。

(3) 国際的な相互依存関係の深まりの中で,世界平和の実現と人類の福祉の増大のために,各国が相互に主権を尊重し,各国民が協力し合うことが重要であることを認識させるとともに,自国を愛し,その平和と繁栄を図ることが大切であることを自覚させる。

(4) 現代の社会的事象に対する関心を高め,様々な資料を適切に収集,選択して多面的・多角的に考察し,事実を正確にとらえ,公正に判断するとともに適切に表現する能力と態度を育てる。
内 容
(1)現代社会と私たちの生活
ア 現代日本の歩みと私たちの生活
現代日本の発展の過程と国際化の進展のあらましについて理解させるとともに,現代社会の特色に気付かせる。その際,高度経済成長から今日までの我が国や国際社会の変容について,国民生活と関連させて理解させるとともに,国際社会における我が国の役割について考えさせる。
ア/アについては,次のとおり取り扱うものとすること。
(ア) 地理的分野,歴史的分野との関連を図り,世界と比べて見た日本や高度経済成長以降の我が国の節目となる歴史的事象についての学習を踏まえ,現代日本の様々な事象について身近な生活と関連付けて理解を深めることができるよう工夫を行うこと。
(イ) 調査や討論など多様な学習活動を取り入れたり,適切な課題を設けて行う学習を取り入れるなどの工夫を行うこと。例えば,日本経済の発展に伴う国民生活の向上,貿易を通しての日本と世界の結び付きの変化,国際社会における日本の役割の変化等の課題を設け,世界との関係を踏まえ,過去と現在との比較を通して追究させるなど,地理的分野,歴史的分野の学習の成果を生かすようにすること。
(ウ) 「現代日本の発展の過程」については,科学技術の発展や経済成長を通しての国民生活の変化,特に衣食住や生活意識の変化に着目させて理解させるとともに,職業や余暇生活の多様化,情報化の進展などが社会生活に与えた影響について気付かせること。
(エ) 「国際社会の変容」については,国際的な協力や協調が政治や経済の面で一層進んできたことに気付かせること。
(オ) 「国際社会における我が国の役割」については,国際平和や経済協力の具体的な事例を取り上げて考えさせること。
イ 個人と社会生活
家族や地域社会などの機能を扱い,人間は本来社会的存在であることに着目させ,個人と社会とのかかわりについて考えさせる。その際,現在の家族制度における個人の尊厳と両性の本質的平等,社会生活における取決めの重要性やそれを守ることの意義及び個人の責任などに気付かせる。
イ/イについては,身近な社会集団として家族,学校,地域社会などを取り上げるとともに,個人が結び付いて社会が生まれ,社会生活が営まれていることを理解させ,社会生活を円滑にするために互いの合意に基づいてルールがつくられていることなど,日常の具体的な事例を取り上げて考えさせること。
ウ/ア及びイについては,公民的分野の導入部として位置付け,適切かつ十分な授業時数を配当すること。
(2) 国民生活と経済
ア 私たちの生活と経済
身近な消費生活を中心に経済活動の意義を理解させるとともに,価格の働きに着目させて市場経済の基本的な考え方について理解させる。また,現代の生産の仕組みのあらましや金融の働きについて理解させるとともに,社会における企業の役割と社会的責任について考えさせる。その際,社会生活における職業の意義と役割及び雇用と労働条件の改善について,勤労の権利と義務,労働組合の意義及び労働基準法の精神と関連付けて考えさせる。
ア/アについては,網羅的で高度な取扱いにならないよう特に配慮するとともに,身近で具体的な事例を取り上げ,経済活動が様々な条件の中での選択を通じて行われるという点に着目させて,市場経済の基本的な考え方を理解させること。また,「金融の働き」については,具体例を取り上げて理解させること。
イ 国民生活と福祉
国民生活と福祉の向上を図るために,国や地方公共団体が果たしている経済的な役割について考えさせる。その際,社会資本の整備,公害の防止など環境の保全,社会保障の充実,消費者の保護,租税の意義と役割及び国民の納税の義務について理解させるとともに,限られた財源の配分という観点から財政について考えさせる。
イ/イについては,全体として,細かな事柄,制度や仕組みの学習に深入りすることを避け,あらましについて理解させること。また,「消費者の保護」については,消費者保護行政を中心に取り扱うこと。「財政」については,少子高齢社会など現代社会の特色を踏まえて考えさせること。
(3) 現代の民主政治とこれからの社会
ア 人間の尊重と日本国憲法の基本的原則
人間の尊重についての考え方を,基本的人権を中心に深めさせるとともに,法の意義に着目させ,民主的な社会生活を営むためには,法に基づく政治が大切であることを理解させ,我が国の政治が日本国憲法に基づいて行われていることの意義について考えさせる。また,日本国憲法が基本的人権の尊重,国民主権及び平和主義を基本的原則としていることについての理解を深め,日本国及び日本国民統合の象徴としての天皇の地位と天皇の国事に関する行為について理解させる。
ア/アについては,日本国憲法の基本的な考え方を中心に理解させるようにし,条文解釈に深入りしないように留意すること。
イ 民主政治と政治参加
地方自治の基本的な考え方について理解させる。その際,地方公共団体の政治の仕組みについて理解させるとともに,住民の権利や義務に関連させて,地方自治の発展に寄与しようとする住民としての自治意識の基礎を育てる。また,国会を中心とする我が国の民主政治の仕組みのあらましや政党の役割を理解させ,議会制民主主義の意義について考えさせるとともに,多数決の原理とその運用の在り方について理解を深める。さらに,法に基づく公正な裁判の保障があることについて理解させるとともに,民主政治を推進するためには,公正な世論の形成と国民の政治参加が大切であることに気付かせる。その際,選挙の意義について考えさせる。
イ/イについては,次のとおり取り扱うものとすること。
(ア) 調査や見学などを通して具体的に理解させること。
(イ) 「地方公共団体の政治の仕組み」については,細かな事柄は取り扱わないようにし,基本的な内容の理解にとどめること。また,「国会を中心とする我が国の民主政治の仕組みのあらまし」については,議会制民主主義の意義,議院内閣制の仕組み,国民の権利・義務を保障し社会の秩序を維持するための裁判の働きなどの基本的な理解にとどめ,国会,内閣,裁判所の細かな組織や働きについて深入りしないこと。
ウ 世界平和と人類の福祉の増大
世界平和の実現と人類の福祉の増大のためには,国家間の相互の主権の尊重と協力,各国民の相互理解と協力が大切であることを認識させる。その際,日本国憲法の平和主義について理解を深め,我が国の安全と防衛の問題について考えさせるとともに,核兵器の脅威に着目させ,戦争を防止し,世界平和を確立するための熱意と協力の態度を育てる。また,人類の福祉の増大を図り,よりよい社会を築いていくために解決すべき課題として,地球環境,資源・エネルギー問題などについて考えさせる。
ウ/ウについては,次のとおり取り扱うものとすること。
(ア)地理的分野,歴史的分野との関連を図り,その学習の成果を生かす工夫を行うこと。
(イ)「世界平和の実現」については,領土(領海,領空を含む),国家主権,主権の相互尊重,国際連合の働きなど基本的な事項を踏まえて理解させるように留意すること。なお,国際連合などを取り上げる際には,主要な組織とその働きなどの基本的な理解にとどめること。
(ウ)「国家間の相互の主権の尊重と協力」との関連で,国旗及び国歌の意義並びにそれらを相互に尊重することが国際的な儀礼であることを理解させ,それらを尊重する態度を育てるよう配慮すること。
(エ)「地球環境,資源・エネルギー問題」については,適切な課題を設けて行う学習を取り入れるなどの工夫を行い,国際的な協力や協調の必要性に着目させるとともに,身近な地域の生活との関連性を重視し,世界的な視野と地域的な視点に立って追究させる工夫を行うこと。