| 今どきの大学生は、歴史教科書問題についてどのように考えているのか。
大学のゼミのテーマとしてこの問題を取り上げた著者が、学生のナマの声を交えながら、戦後の自虐史観を超克する方策を探る!
著者は、歴史教科書採択問題で加熱した愛媛でメディア・コミュニケーション論を論じる教授である。授業をネットの掲示板を通じて行い、学生との質疑応答もすべてネット上で行うという形式の授業を行っている。
著者が設定した授業テーマは「歴史教科書問題」。学生たちの討議の結果は驚くべきものだった。「戦後教育」の呪縛から、次々と解き放たれる学生があらわれたのだ。本書は、その試みを読み物としてまとめたうえで、若者たちを「自虐史観」から解放する方策を示唆する。
全体の1/4近くをしめる、生徒たちのナマの声やレポートは読みごた十分。愛媛における教科書採択時の息詰まる攻防に関しても、詳細に記録。「精神的に拉致された若者を奪還」(著者)するために、われわれには何ができるのか。今年、再び盛り上がるであろう歴史認識問題に一石を投じる一書の登場である。
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