平成18年7月号(通巻57号)より
原点にかえり力強く再出発
浅野 總一郎  評議会議長・大阪同盟OB友愛会会長
 この度、七月二日に開催された第五回評議会の決定によって、私は評議会の議長をお
引き受けすることとなりました。今、その責任の重大さをかみしめております。そこで、
この機会に私が教科書改善運動にかかわることになった原点について若干の思いをのべ
てみます。
 「負ける戦争はやっちゃいけない」。敗戦後七年間も占領軍が日本を支配し、GHQ(連
合国軍最高司令官総司令部=占領軍)の意のままにされ、日本国として、日本人としての
言論活動が制約され、精神的にも武装解除されてしまいました。一方的な軍事裁判、憲
法、教育基本法、靖國神社の扱い等々、日本の伝統文化とその精神が抹殺されました。
 「日本をとりもどそう」。その一つとして「新しい歴史教科書をつくる会」の運動と出会
いました。本当の日本の歴史を知ってもらうために、全国の中学校に、日本にふさわしい
歴史教科書をとどけたい。また、父兄や国民の皆さんにも是非手にとって読んでもらいた
いと強く思いました。
 だからこそ私は会の発足以来この運動に身を投じ、これが人生最後の社会に対する恩
返しと思ってきました。四十年間の労働運動、二十年間の経営者としての経験をふまえ
ての思いです。
 また、上京の折には私は必ず靖國神社に参拝し、昔の仲間、先輩にお会いします。「今
日の日本の繁栄は皆さんの尊い犠牲のおかげです。今、私たちが取り組んでいるつくる
会運動の成功を見守って下さい」と手を合わせます。「しっかりやれよ」と激励されてい
る気持ちです。小林正会長を中心とした新体制を私たちは高く評価して選出しました。評
議会としては、執行部・理事会に対して、運動を活性化させ前進させる立場から、大い
にもの申していく所存です。全会員の皆さんに積極的な支持協力を訴えます。