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奇跡の船「宗谷」
■桜林美佐
■並木書房
■1,680円(税込)
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南極観測船「宗谷」は、もとはガラス工たちの手によって
造られた砕氷型貨物船である。海軍特務艦となった宗谷は測量業務、運送業 務を務めたが、空襲されても決して沈まない強運
に恵まれた船だった。戦後は引揚船、灯台補給船 として活躍。そして日本初の南極観測船となった のである。宗谷は戦中戦後、多くの日本人に希望
の光を与え黙々と働き続けた。宗谷の歴史は、昭 和という激動の時代を生きた「日本のお父さんの 昭和史」でもあると、著者であるチャンネル桜キャスター・桜林さんは語っている。
(平成19年1月号『史』掲載)
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よく考えてみると、日本の未来はこうなります。
■日下公人
■ワック
■1,470円(税込) |
保守論客として著名な筆者近年の論考を集めた一冊。自信回復中の日本は「新しい日本」になりつつあり、それが世界の要請でもあると著者は訴える。外交においては、無礼を許さない空気が国民の間に醸成されて来た。経済も着実に回復している。瑕疵も指摘するが、著者の我が国の将来に対する見通しは明るい。さらなる繁栄に向けて核武装という積極的提言も盛り込んだ本書は、我が国の将来を憂える気持ちが真摯であればあるほど、時に悲観に陥りがちな諸氏に新鮮な視座を提供してくれるであろう。
(平成19年1月号『史』掲載) |
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天皇さまが泣いてござった
■しらべかんが
■NPO慧燈(えとう・TEL:0942-92-5795))
■1,800円 |
来年から「昭和の日」が実現するが、本書に書かれた東京大空襲、通州事件、広島原爆体験、戦後の昭和天皇ご巡幸など体験者の証言から、読者は昭和の時代とは何たるかを知ることができる。佐賀県行幸における戦争孤児との触れ合いは必読の箇所だ。陛下の国民を慈しむ大御心を肌で感じ取った子供たち。「また来てね」と服の袖を離さない子に、「また来るよ」とお応えになる陛下。教科書では教えられてこなかった、激動と苦難の道を国民と共に歩まれた昭和天皇の御聖徳とその時代を本書から学び取りたい。
(平成19年1月号『史』掲載)
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中国の「核」が世界を制す
■伊藤貫
■PHP研究所
■1,470円(税込) |
著者は、2020年代に日本は中国の属国となる。その時、アメリカは日本を守らないと分析し、「日本の男性諸君には、『日本の婦女子を、
周囲の核武装国から守るのはわれわれだ』という道徳的な義務感と責任感があるのだろうか」と迫る。私達が闘いを放棄すれば、愛する子らの未来と日本は他国に奪われてしまうことになる。日・米・中の政治指導者が日本国民に読ませたくない禁断の書である本書を、ある代議士は「読者の『核』に関する認識を一挙に国政政治の水準にまで引き上げる力をもつ」と解説し警鐘を鳴らす。
(平成19年1月号『史』掲載) |
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