日本の可能性

■高森明勅
■モラロジー研究所
■1,680円(税込)

 日本は多くの危機に直面してきた。天照大神の岩戸籠り、シナ大陸の脅威、近代化の中で訪れた道徳の崩壊。しかし、その度に日本は天皇を中心として危機を乗り越えてきた。本書は、歴史の分岐点に立った日本が、いかに危機を乗り越えてきたかを丁寧に繕き、歴史を通じて見えてくる日本の「持続力」「飛躍力」「同化力」を教えてくれる。先人の努力を知らず、誇りと勇気を失った日本人にぜひ読んでいただきたい。
(平成20年3月号『史』掲載)

 

日本と日本人 八紘一宇の精神日本を救う

■上杉千年
■神社新報社
■945円(税込)
 昭和13年12月6日、日本は「猶太人対策要綱」を策定させユダヤ人保護を正式な国策とした。ドイツのユダヤ排斥要求を「八紘一宇の国是にそぐわない」と拒絶したのである。だが、この陰に東條英機・松岡洋右・板垣征四郎らの活躍があったことはほとんど知られていない。著者 は三士がユダヤ難民問題の重要な功労者で、「人
道の罪」から日本を救った事実を明らかにし、日本人が彼らを「A級戦犯」と糾弾することは絶対に許されないと訴える。日本人の誇りは彼らの名 誉回復なしでは取り戻せない。て
(平成20年3月号『史』掲載)

 

先生の集団逃亡が始まった

■石井竜生
■清流出版
■1,995円(税込)

 かつてこれほど教師.学校の実態を赤裸々に描いた本があったか。著者は20年以上公立学校で学校警備員をしていた人。そして、横溝正史賞受賞のミステリー作家である。直接目にした教師・学校の病弊を、国・算・理・社・体・ 徳に分けて説く治療法は実践的で目から鱗。空論 でないから今すぐ役に立つ。いじめ自殺の絶えぬ荒れた学校も、この処方箋で必ず治る。「こんな本を待っていた!」と教師・保護者は必ず思うはず。読み物としても面白いのは、著者の本業からも納得!一般社会人も必読の書。
(平成20年3月号『史』掲載)

 

めぐみへ 横田早紀江、母の言葉

■横田早紀江
■草思社
■1,470円(税込)
 30年という長い年月、ひたすら娘の無事を祈り続けた父母の心の叫びは、未だ届かず、暗い闇に葬られたまま。どうして進展しないのか。もはや個人としての問題ではなく、「国家 テロ」という認識で命を懸け戦って来たのに…なぜ?著者の憤りが感じられる。日本政府は「拉致」というテロと真剣に戦うべく勇気ある決断を迫られている。この壁を打破しない限り日本の未来はない。命には限りがあります一日々年老いてゆく父母の言葉。心痛を感じとってほしい。多く の方々に読んでいただきたい。 
(平成20年3月号『史』掲載)