新しい歴史教科書をつくる会|11月12日付貴方返信に基づく窓口ご連絡のお願い

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(資料⑥)

平成24年11月21日

株式会社 育鵬社 代表取締役社長 久保田 榮一 殿
育鵬社刊『中学社会 新しい日本の歴史』 執筆者代表 伊藤 隆 殿
一般財団法人 日本教育再生機構 理事長 八木 秀次 殿
改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会(略称・教科書改善の会)
代表世話人 屋山太郎 殿

新しい歴史教科書をつくる会
会長 杉原 誠四郎

11月12日付貴方返信に基づく窓口ご連絡のお願い

拝復 11月12日付ご返信を拝受いたしました。

 ご返信では、「話し合いを始めること自体が大切であること、かつ、話し合いにおいては、双方が胸襟を開き、事実に基づき、誠意を尽くしていくことが大切であることは、私共としても全くもって異存のないところであります」、「双方にとって実りある話し合いが実現するよう期待いたします」と述べておられ、当方が10月30日付貴信に基づき、11月6日付返信で記した「盗作問題を含む『あらゆる問題を解決するための』話し合い」に応じられる意思をはっきりと表明していただきました。このことは、貴職方第1信の内容からして当然のお返事とはいえ、問題解決への確固たる姿勢をお示しになったものと受け止め、その熱意に改めて敬意を表します。

 ところで、話し合いを始め、それを円滑に進めていくためには、双方に事務的な連絡・調整にあたる窓口を設ける必要があります。当方の窓口については、すでに前便にてお伝えいたしました。その折に、貴職方の窓口になっていただく方のお名前についても、お知らせいただくようお願い申し上げました。

 ところが、ご返信中にはこれについての言及がありませんでしたので、ここに重ねて窓口の方のお名前と連絡先について、お尋ね申し上げます。

 なお、前便にて双方の書面公開について、当方の考えをお伝えいたしましたところ、ご返信中、とくにご異存も示されませんでしたので、すでにそのことは実施しており、今後も同様の扱いとさせていただきますことを、ここに付言いたします。

敬具